善光寺にゆかりのある寺の関係者が全国から集う、「善光寺サミット」が、4年ぶりに開かれ、記念の法要などが行われました。
「善光寺サミット」は、30年前から一年おきに開かれてきましたが、今回は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、全国33の寺社が参加しました。

日程は29日と30日の2日間で、30日は午前中、聖徳太子の「千四百年忌記念法要」も行われました。
寺の由来などを伝える善光寺縁起によりますと、聖徳太子と善光寺の縁は深く、法要には、聖徳太子が建立したとされる法隆寺の関係者も参加しました。
また午後は、長野市内のホテルに会場を移し、今年のワールド・ベースボール・クラシック=WBCで侍ジャパンを率いて優勝を果たした栗山英樹さんなどによる記念講演も行われました。

栗山英樹前監督:
「紹介いただきました牧秀悟です。きょうは牧選手忙しいですから代わりにここにきたんですけど」
WBCでも活躍した中野市出身の牧秀悟選手の名前を出して聴衆を沸かせた栗山さん。
「あきらめない生き方」をテーマに、会場を埋めたおよそ750人にWBCの話を語りました。
WBCでは、牧選手がチームメイトに贈った善光寺のお守り「勝守(かちまもり)」も話題を呼びました。

栗山英樹前監督:
「牧ありがとう、(優勝は)善光寺のお陰ですという感じです」
「おれの所だけ来てないんだけど」
「ですからきょう貰って帰ります。世界一のお守りですから」














