富山県高岡市の身体障害者協会でおよそ2100万円の使途不明金が生じている問題で、コロナ禍で協会が活動を自粛していた時期にも、頻繁に通帳からお金がおろされていたことがわかりました。会員の障害者からは憤りの声が上がっています。

高岡市身体障害者協会 堀まり子会長:「全く許せませんね、最後にこういうどんでん返しをされるとは思ってもいなかった」

高岡市身体障害者協会・堀まり子会長

怒りをあらわにする高岡市身体障害者協会の堀まり子会長(79)。

協会は市の補助金などで障害者同士の交流イベントなどをして社会参加を支援、会員は身体に障害がある約100人です。

ことし春に協会の口座を確認したところ、過去のイベント収入などで2015年に2500万円ほどあった活動資金が約50万円に減少。約2100万円の使途不明金が生じているといいます。

協会は資金不足で活動停止に追い込まれました。