10月21日、飯山市豊田で大きなクマが撮影されました。
撮影された畑の周囲ではクマの目撃が相次いでいて、警戒が続いています。

カメラに向かって顔を近づける大きなクマ。

21日の午後5時ごろ、飯山市豊田の人里から離れた畑に設置されたカメラで撮影されました。

撮影した三ツ橋忠吉(みつはしただよし)さん:
「ここの柿の木にカメラ付けておいて。この辺にクマが通っていたのが映っていた」

畑を所有する三ツ橋さんによりますと、周辺には複数の柿の木があり、柿を目当てにクマがやってきたといいます。

三ツ橋忠吉さん:
「やっぱりこわい。うっかり仕事に来られないなと思って、危なくて」

大きなクマが撮影された三ツ橋さんの畑では、玉ねぎとレタスを栽培しています。

三ツ橋さんは毎日、朝と夕方に畑にクマの被害が出ていないか、様子を確認しています。

三ツ橋忠吉さん:
「みんな周り中、荒れているんだから、どこに潜んでいるかわかんない」
「だからいつでも仕事に来てラジオかけっぱなし」
「クマ対策だな」

今のところ、人や農作物に被害はないといいますが、畑にはクマの足跡も残されていて、三ツ橋さんは、一層、警戒感を強めています。