震災と原発事故からの教訓を伝えようと、福島県が企画する「ホープツーリズム」の参加件数が、今年度の上半期は170件と過去最多となりました。

県は震災と原発事故からの教訓を発信しようと、2016年から独自の旅行企画「ホープツーリズム」の誘致に取り組んでいます。

県のまとめによりますと、今年4月から9月までの上半期の参加件数は170件と過去最多となったことが分かりました。

一方で、参加者は8371人と前年同時期より減っていて、これは教育旅行で訪れていた学校がコロナの5類移行後、訪問先を沖縄や海外などに戻したことが要因です。

県は「今後、企業とも連携し、福島ならではの旅を全国にPRしていきたい」と話しています。