増加傾向にある万引き被害を未然に防ごうと、警察と商業施設などの関係者による対策会議が宮崎市で開かれました。
会議には、宮崎北警察署と県警本部、それに宮崎市内の商業施設から合わせて22人が参加しました。
警察によりますと、今年に入ってから9月末までに県内で認知した万引きの件数は519件で、前の年の同じ時期より117件増加しています。
(宮崎北警察署 村岡貴広生活安全課長)
「警察の力だけでは限界があります。こういった事業者の方と情報共有をすることで今後協力して万引きを一件でも減らせるように努めていきたいと思っております」
(イオンモール宮崎 田中 元 さん)
「お客様に対する声かけとか挨拶とかすることによって、犯行を思いとどまらせるということが非常に大事かなと思っています」
警察では、中学校や高校を対象とした非行防止教室を開くなどして、万引きの被害防止につなげたいとしています。














