私たちにも出来ること 被害を大きくしないために

日比キャスター:
ただ、この施設があるだけで安心というわけにもいきません。もちろん私たちも、自分の命を自分たちで守るためにできること、があります。
担当者の方によれば、もし雨がガーッと降ったとき、お風呂や皿洗いや洗濯など、生活排水を控えるということだけでも効果があるということなんです。

雨は本当に想像ができない量が降ります。ただそのときに私たちも水を使う量を減らすということがポイントになってくるということなんですね。
担当者の方によれば、豪雨が落ち着いてから、少し待ってください。1時間から2時間ほど、その後に流すというだけでも変わってくるということです。

出水キャスター:
雨を止めるとか、降るように願うとかっていうのは、なかなか私達の力が及びませんけれども、その雨とうまく付き合っていく、そういった手立てがあるというのは、これを知って私、絶対、次から雨が降ったら実践しようと思います。

どうしても家にいる時間が長いと、「皿洗い」を今のうちにとか思うんですが、ちょっとそのときに川のことや町のことを考えていただけたら嬉しいです。

渡部キャスター:
雨が降ってるときは、自分には何もできないと思いがちだったんですが、我々にもこういう小さなことで対策できるというのはびっくりしました。

日比キャスター:
私達のまちを守ることができます。
こういった地下トンネルは世界からも視察に訪れる方が続々と集まっているということなんです。この東京スタイルがもしかしたら世界のスタイルになるかもしれません。
気候変動、未来、世界と思いますと、どうしても大きな話に聞こえてしまいますが、私達にできることはまだまだたくさんあります。一緒に考えていきましょう。