クマによる人的被害が過去最悪のペースで増える中、29日、茨城県城里町で狩猟体験会が開かれました。

体験会に参加
「とりあえずどんなものかなと、今日、見に来て。叔母の家でイノシシ被害がたくさんあるので」

29日、茨城県の城里町総合野外活動センターで茨城県内に住む人を対象とした狩猟体験会が開催されました。

この体験会は茨城県が主催していて、5回目となる今年は20代から50代の男女37人が参加しました。

参加者は猟銃の扱い方や、鳥獣を捕らえる際に使用する罠の仕掛け方などを学んだほか、イノシシの解体も見学しました。

参加者
「(Q.参加しようとしたきっかけ)地元でイノシシが出たりとかして、それを駆除っていうのもあります」
「とったあとの処理だとか、そういう感じのところがちょっと難しいかなと思います」

県の環境政策課は「狩猟者の中で高齢化が進んでいるので、若い方に狩猟免許を取得していただきたい。この事業がそのきっかけとなれば」としています。