自民党高知県連は22日の参院補選で公認候補が敗れたことを受け、総括会議を開きました。会議では中谷元(なかたに・げん)会長が「前職の暴力問題や岸田政権への不信を払拭できなかった」と敗因を分析、公認候補だった西内健(にしうち・けん)氏は「合区選挙の難しさを感じた」と頭を下げました。

非公開の会議では支部長らから、「前職の不祥事の説明が党員以外の層に対し不足した」「物価高で苦しむ県民の声をもっと聞くべき」など厳しい声があがったといいます。

■自民党高知県連中谷元(なかたに・げん)会長
「『しっかり反省して前進していく』ことと、『よく県民の話を聞いてもらいたい』ことが主な意見でした」

今後、自民党県連は、政務調査会が市町村を回る「政策対話」などに力を入れ次の参院選に備える方針です。