宮城県石巻市の水産業の魅力をPRしようと、JR仙台駅で28日、県水産高校の生徒が作った水産加工品などを配布・販売する催しが開かれました。
高校生:
「いらっしゃいませ~、水産高校です」

石巻市の県水産高校の生徒と教員あわせておよそ20人が参加したこの催しは、石巻市の水産業の魅力をPRしようと高校が企画したものです。
生徒が調理・加工したクジラの角煮を無料で配布したほか、普段は文化祭などでしか販売しない塩蔵ワカメやサバの缶詰を特別に販売しました。

威勢いい生徒たちの呼び込みに、客が次々にブースを訪れていました。
訪れた人:
「缶詰を購入しました。(生徒たちが)すごく頑張っているのがわかる」
県水産高校高校3年生:
「社会に出る前にこういう経験ができて良かった」

県水産高校がJR仙台駅でこうした催しを開くのは初めてで、「好評であればまた開催したい」と話しています