12月8日の地震を受け、北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されています。宮城県松島町では遊覧船の予約キャンセルなど、一部に影響が出ているということです。初の日曜日となった14日は、雪の影響もあり観光客の姿はまばらでした。
阿部航介記者:
「後発地震注意情報が出て初めての日曜を迎えた松島。この通り雪が降りました。遊覧船乗り場の人の姿はまばらです」
松島町では15日、雪の影響で観光客が少なくなりました。注意情報の発表後、遊覧船には一部、影響が出ているということです。
遊覧船の担当者:
「キャンセルもありました。延期もありました」
一方、県外や海外から訪れた観光客からは、安全に気をつけながら楽しみたいとの声が聞かれました。

横浜から来た男性:
「(後発地震注意情報は)ちょっと怖いかなというところもあったが、何もなければ良いなと願いながら来た」
東京から来た女性:
「(Q.もしこのタイミングで地震が来たらどうするか)土地勘がない。東京だと津波の避難訓練もしない。でも高いところに逃げるのが、3.11の教訓なのかな」
台湾の観光会社添乗員:
「添乗員は『大丈夫、日本の施設はとても安全。心配しないでください』(と言った)。みんな(観光客)は『わかりました』と言って、遊びに来られた」

こちらのかまぼこ店では、大地震が起きた際の対応を話し合っているということです。

松島蒲鉾本舗総本店・柳洋平店長:
「利府方面の坂の上には避難所もあるので、速やかにそういうところに誘導する」

北海道から来た女性:
「ちょっと迷ったが来ようと思った。松島に来たかったので」
埼玉から来た女性:
「(観光客が)少ないからちょうど良い。混んでいるよりは良い」

地震や悪天候、ここ最近は日中関係の緊張化もあり、観光地では不安の材料が増えています。














