伊那市にある西天竜(にしてんりゅう)発電所の大規模な改修工事が完了し、周囲の停電の際にも発電できるようになりました。

西天竜発電所は、農業用の水路を活用した水力発電所で、2018年に大規模な改修工事が始まりました。

今回の改修では水車を2台に増やしたことで、年間を通じて発電が可能になり、発電量はこれまでよりもおよそ1,800世帯多い、年間5,000世帯分まで増えたほか、周辺が停電しても発電できる「自立運転機能」も追加されました。

また、工事に合わせて敷地に広場が整備され、地域の交流や学びの場として解放されるほか、災害時の避難場所としても活用されます。