記録的な猛暑となったことしのコメについて、1等米の比率は76%と高温障害の影響で昨年産の1等米比率を大幅に下回っていることがわかりました。

記録的な猛暑の影響でコメが白く濁ったり、割れたりする高温障害の影響が各地で確認されています。

JA福島中央会が10月中旬に行った調査によると、最も品質の高い1等米の比率は76%で、令和4年産米の1等米比率95%を大幅に下回っていることがわかりました。

特に、降雨量が少なく、水不足が懸念された浜通りで、1等米の比率が低い傾向がみられるということです。

JAが調査を行ったのは10月中旬までに集荷した全体の4割程度だということですが、1等米比率の低下は農家の収入減につながることからその影響が心配されます。