島根県の伝統芸能・石見神楽の魅力をもっと広く知ってもらおうと、インターネット上の仮想空間「メタバース」を利用した石見神楽館が、このほどオープンしました。

この石見神楽館を作ったのは、神奈川県に本社を置く会社のサテライトオフィスで、浜田市にある「あさひひまわり工房」に務める齋藤めぐみさんです。

メタバースにオープンした「石見神楽館」は、神楽の登場人物・恵比寿様の3Dモデルや英語での紹介パネル、上演動画を見ることができる舞台などを配置。

入館者は、自身の分身となるアバターを操作し、館内を見学できる他、チャットでの会話も楽しめます。

あさひひまわり工房 齋藤めぐみさん「若い子たちが伝統芸能に向き合っているところを見てすごく感動した。」「世界中の人に知っていただきたい。石見神楽の発展に向けて皆さんに活用していただければと思います。」

石見神楽館は、パソコンやスマートフォンで無料で入館できます。

今後、神楽社中などの協力を得て、さらに館内の充実を図っていくということです。