空を分厚い雲が覆い、雷が落ちるのが分かります。27日午後2時半ごろの高知市の映像です。

いの町の女性からはひょうと見られるものが降っている映像が届きました。

女性によりますと「空が真っ暗になって雨が降ってきたかと思うと、屋根にカンカン当たる音がしだして1センチくらいの“ひょう”が降ってきた」ということです。

(木岡真理奈アナウンサー)
「午後2時半すぎから大きい雷の音と共に雨が降り始めました。ひょうまじりの雨が降っていて、地面にたたきつけるように降っています」

高知市でもひょうと見られるものが。地面に激しく打ちつけ、話し声が聞こえないほどでした。

5分ほどして弱まると、あたりにはまるで雪が積もったかのように小さな氷の塊が積みあがっていました。手にとって見ると、5ミリほどの大きさでした。

27日の県内は、上空に真冬並みの寒気が流れ込み大気の状態が非常に不安定に。昼過ぎから県中部を中心に雷雲が発生し、天気が急変しました。

27日夜遅くにかけても大気の不安定な状況は続く見込みで、引き続き急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風やひょうに注意してください。