転機は北海道大学への進学。

勉強以外の時間は野球に没頭し、体づくりにこだわって自炊にも取り組み、ストイックにトレーニングを重ねました。

宮澤一成さん:
「風邪ひいた時でも体重を落としてはいけないということで、プロテインを飲んで体を維持して」

高校時代140キロだった球速を、150キロにまで上げ、本格的にプロを意識。

単位の取得にメドがついたため、2023年から独立リーグに挑戦し、この1年に全てを懸けました。

宮澤一成さん:
「本当に1年勝負で野球だけに懸けて、プロに行けなかったら現役引退と」

自らを追い込み、半年で球速をさらに155キロまで伸ばし、プロへの道を駆け上がったのです。

西武ドラフト5位・宮澤太成投手:
「1日でも早くチームの戦力になれるよう頑張りますので 応援よろしくお願いします」

異色の経歴を経てつかみ取ったドラフト指名。

持ち前のストイックさと覚悟で、プロの世界に羽ばたきます。