16歳未満と知りながら10代の女性にみだらな行為などをしたとして、神奈川県内の公立中学校に勤務する26歳の教員の男が懲戒免職処分を受けました。男は不同意性交などの罪で起訴されています。

神奈川県教育委員会がきょう付で懲戒免職処分としたのは、県内の公立中学校に勤める26歳の教諭の男です。

県教委によりますと、教諭は今年5月下旬から8月上旬にかけ、10代の女性に対し、みだらな行為をした疑いがもたれています。

教諭は今年7月17日に女性が16歳未満と知りながらみだらな行為をしたとして、今月4日に警察に逮捕され、横浜地検は今月23日に不同意性交などの罪で起訴しました。

「娘が教諭と交際している」と女性の保護者から教育委員会に相談があり、被害が発覚しました。

教諭は調査に対し「教員としてあってはならない行為で申し訳なく思っている」と話しているということです。

県教委は、監督責任があったとして、教諭の勤務先の校長もきょう付で減給の懲戒処分にしました。

県教委が所管する神奈川県内の学校では今年度、この教諭を含めて教員の懲戒処分がこれまでに5件あり、うち4件がわいせつ事案となっています。