宮城県石巻市の牡鹿半島の小学生たちが26日、「木組み」と呼ばれる大工の伝統技術を使った本立てづくりに挑戦しました。


木組みの本立てづくりに挑戦したのは、石巻市の牡鹿半島にある3つの小学校の5、6年生6人で、地元の大工、小形圭一さんの指導のもと、木材だけを使って組み立てていきました。「木組み」は、接合部に釘や金物を使わずに木に切り込みを入れてはめ合わせていく伝統的な建築工法です。児童たちは、接合部に木を差し込むなどしてオリジナルの本立てを完成させていました。


児童:
「楽しかったし良かったと思う。これから長く使っていこうかなと思います」
児童:
「形をつくるのが難しかったし、仕組みが良く分からなかったたとても楽しく出来た」

児童たちは、地元の産業を学ぶ学習の一環として訪れたもので、この道50年以上の木組み大工の技を、楽しみながら学んでいました。