四国遍路の世界遺産登録に向けた活動に売上金の一部を役立ててもらおうと大手のビールメーカーと飲料メーカーが24日、取り組み状況を県に報告しました。

報告したのは大手ビールメーカー=「アサヒビール」と大手飲料メーカー=「アサヒ飲料」です。

キャンペーンは四国遍路の世界遺産登録に向けて活動する団体に売上金の一部を寄付するもので、2011年から毎年行われています。

今年はキャンペーンの一環で販売された限定デザインの発泡酒も対象商品となっています。

(アサヒビール高知支社 寺本武司支社長)
「11月7日にスタイルフリーという商品、四国のお遍路のキャンペーンを告知させていただいたパッケージを発売させていただく。この商品を発売することで店頭からでも発信させていただいて、一人でも多くの人に(この取り組みを)知っていただいて(世界遺産の)実現に向けて進んでいきたい」

寄付の先は県商工会議所女性会連合会です。これまでに累計で192万9315円が寄付され、歩き遍路の道標(みちしるべ)=石柱(せきちゅう)の設置に向けた資金などに活用されているということです。