冬春(ふゆはる)ナスの生産量が全国一を誇る高知県。その中でも生産量が多い安芸地区でナスの出荷が本格化しています。
県内で生産される冬春ナスは例年、9月上旬から出荷が始まり、10月下旬に出荷が本格化します。
ナスには高血圧を改善する効果やリラックス効果があるとされていて、県は、ブランドである「高知なす」を機能性表示を活用して、PRしています。
安田町のナス農家、清岡克弘さん。およそ22アールのハウスであまり農薬を使わない天敵農法でナスを栽培しています。
ナスは特に完熟から2週間が難しい時期だといい、ハウスの中の温度や湿度をこまめに管理しながら、収穫を続けています。
(県域高知なす部会 清岡克弘 部会長)
「今年で5年は台風が来ていない。天気がよく雨が降らない。いろんなことで弊害が出ている。(楽しみ方は)やっぱり一夜漬け。そのままナスの素材を楽しむことが多い。一番おいしい旬のものなのでぜひ味わってもらいたい」
安芸地区では、県内でも特にナスの生産が盛んで、661人の生産者が「高知なす」を栽培しています。今年度見込んでいる出荷量は2万1100トン。収穫は来年6月まで行われます。














