県内の福祉関係者が一堂に会して、社会福祉の動向や課題などについて理解を深める催しが宜野湾市で開かれました。

『県社会福祉大会』は児童虐待や貧困をはじめ、社会福祉の問題が複雑化・多様化する中、包括的な支援体制を構築しようと、県や社会福祉協議会などが毎年開いているものです。

ことしで66回目を迎える大会では、県社会福祉協議会の湧川昌秀会長が「地域で支え合う街づくりの実現に向けて、より一層のご支援を頂きたい」とあいさつし、長年に渡って福祉の増進に貢献した個人と団体が表彰されました。

県内の社会福祉をめぐっては貧困やヤングケアラーなど様々な課題が顕在化・深刻化しており、福祉施策の拡充が求められています。

大会では地域にネットワークを築き支え合う社会の形成を目指し、行政や民間団体などが互いに連携を図り取り組んでいく決意を盛り込んだ、大会宣言が採択されました。