山口県は25日、周南市鹿野地区に「クマ出没警報」を発令しました。期間は25日から11月7日までで、去年6月(岩国市美川町河山地区)以来の発令です。
警報の発令は、クマが人里に頻繁に出没し、人身被害のおそれがあるとして、周南市長からの要請を受けたものです。鹿野地区では17日以降、県道や住宅地で4件の目撃情報が寄せられています。
発令に伴い「クマ出没緊急対策会議」が26日に開かれる予定です。県や周南市、警察、猟友会などで、広報やパトロールの強化について協議が行われます。
24日までに報告のあった山口県内での目撃件数は289件、捕獲数は35頭で、すでに昨年度(目撃情報=254件、捕獲数=30頭)を上回っています。














