弾道ミサイルの飛来を想定した長崎県主催の避難訓練が、初めて子どもたちも参加し、23日、長崎県五島市で行われました。
訓練は、弾道ミサイルが飛来する場合、どう行動すべきか住民の理解を深めようと、県が、国や五島市、関係機関と共同で行いました。
訓練には、初めて中学生も参加。
福江中学校の全校生徒が屋内で身を守る姿勢をとるまでの動きを確認しました。

また、福江文化会館には、およそ40人の住民が避難しました。
弾道ミサイルを想定した県の訓練は今回で2回目です。

訓練に参加した女性
「北朝鮮からミサイルどんどんどんどん撃ってくるでしょ。いざという時に間に合うように、これからも訓練は大事なことだと思います」
大石賢吾 長崎県知事
「実際に行動をとって頂けるかっていうのが本当に重要だと思いますので、県民の皆さん・市民の皆さんの安全安心を守るような取り組みを進めていきたいと思います」
県では、来年2月に、諫早市で、他国が侵略してきた想定で住民を避難させる机上の訓練も行う予定です。
