22日に投開票が行われた参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙は即日開票の結果、無所属の元職・広田一さんが自民党の新人を破り、3回目の当選を果たしました。

参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙は即日開票の結果、広田一(ひろた・はじめ)23万3250票西内健(にしうち・けん)14万2036票で無所属の元職・広田さんが3回目の当選を果たしました。
(広田一氏)
「いまのこの物価高騰対策の一丁目一番地はガソリン高騰対策だと。いまこそ消費税との二重課税となっているガソリン税の減税これをやっていかないといけない」
徳島・高知選挙区全体の投票率は32.16%で、前回を大幅に下回りました(前回46.53%)。およそ9万票差の勝利から一夜明け、「ここまで差がつくとは思っていなかった」と率直な思いを語った広田さん。高知市の選挙事務所前で行き交う車に向かってあいさつしながら、改めて責任の重さに気を引き締めていました。

政権与党が独占する形になっていた高知徳島の国会の議席を1つ奪い風穴を開けた広田さんですが、補欠選挙での当選のため残された任期は1年9カ月と本来の三分の一もありません。選挙戦で掲げた物価高対策などの政策を実現して行くために、これまでの経験をフル動員していくと意気込んでいます。
(広田一氏)
「国政の課題は山積している。また、1強独占状態に風穴を開けたという期待感もあると思う。これまで16年間の国政経験があるので経験を十二分に生かして即戦力として頑張っていきたい」
臨時国会は今月20日にすでに開会済み。高知・徳島両県の声を届け政治への信頼を取り戻すため、当選者に休む間はありません。














