サッカー明治安田生命J2リーグは 『J1昇格争い』が佳境に入っています。
V・ファーレン長崎は先週、アウェイでヴァンフォーレ甲府と引き分け、プレーオフ圏内をキープしました。
J1昇格プレーオフ圏内 “6位” のV・ファーレンと、圏外の7位・甲府。
プレーオフ進出に向け、ともに負けられない一戦です。
前半、主導権を握ったのはV・ファーレン。
34分に、米田がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。
中村慶太が決め、アウェイで貴重な先制点を奪います。
しかし後半11分、今度はV・ファーレンがペナルティエリアエリア内でハンドの反則で相手のPKに…。これを決められ同点に追いつかれます。
その後は守りの時間が続いたV・ファーレン。
後半のアディショナルタイムには、フアンマのカウンターからチャンスを作るも甲府の好セーブに阻まれ ゴールならず。
試合は1対1の引き分けに終わり、V・ファーレンはプレーオフ圏内の “6位” をキープしました。
次節は今月28日、ホームで徳島と対戦します。
気になる J1昇格は?
リーグ戦は残り3試合です。
V・ファーレンは勝ち点「59」の6位。
残り3試合で “2位以内” に入ることができなくなったため J1『自動昇格』の可能性は消滅しました。
J1昇格へ、残された道はプレーオフです。
現在、プレーオフ出場圏内の “6位” をキープしていますが、勝ち点は──
6位:長崎「59」
7位:甲府「58」
8位:山形「58」
9位:群馬「57」と 9位の群馬との差はわずか「2ポイント」。
さらに11位の大分も「55」と、V・ファーレンとは「4ポイント」しか離れていません。
最終戦には5位の千葉との直接対決も控えています。
これからの3試合はプレーオフ出場をかけた熾烈な争いとなりそうです。
ちなみに、V・ファーレンは6月中旬に2連勝して以降、4か月以上“連勝”がありません。
リーグ戦を“連勝”で終えて、その勢いのままプレーオフに臨めば勝ち抜けも見えてくると思います。