台風接近による規模縮小のため、ことしの平和祈念式典に参加できなかった児童・生徒の合唱や演奏が、24日から順次、市庁舎の大型ディスプレイで披露されることになりました。

鈴木史朗 長崎市長:
「毎日、午前11時2分に合わせて大型ディスプレイで放映することと致します」
大型ディスプレイで発信されるのは式典会場の「平和公園」「原爆資料館」「出島メッセ」で披露される予定だった4校の合唱や演奏です。

24日の城山小学校を皮切りに、長崎中学校、純心女子高校、長崎玉成高校が収録した5分程度の動画が、午前11時2分から2週間ずつ流されます。


ことしの平和祈念式典は台風6号接近で60年ぶりに“屋内開催”となり、来賓や一般参列、児童合唱も見送られたため、市では式典に向けて練習してきた児童・生徒の代わりの発表の場を模索していました。
鈴木市長:
「(動画での発信は)学校行事との関係から言っても一番いい。披露できるようになったことを本当に嬉しく思っております」