22日に投票が行われた参議院 徳島・高知選挙区の補欠選挙で無所属の元職・広田一さんが3回目の当選を確実にしました。広田さんは支援者に「それぞれの力を結集すれば自民党にも勝てるんだ、このことを高知から証明できた。失われた政治への信頼を取り戻す」とあいさつしました。
参院補選には無所属で元参議院議員の広田一さんと、自民党の新人、西内健さんが立候補していました。午後10時現在も開票は続いていますが、広田さんは集まった支援者に対し、「それぞれの力を結集すれば自民党にも勝てるんだ、このことを高知から証明できた」とあいさつしました。
▼広田さんのあいさつ概要
「8時で当確が出たことは本当に感謝。今回の選挙は10億円以上使われている。多くの関係者の皆様に尽力いただいた。今日もこれから投開票作業があり、私も経験があるが、多くの皆さんが有権者の一票をみながら作業している。」
「これからその作業が始まる前にこうした当確があり、挨拶できることに、これから投開票作業にあたる皆さんに感謝したい。そして、今回の選挙は高知県出身が起こした突発的選挙。高知もそうだが、徳島の皆さんに迷惑をかけてしまった。それをすべて飲み込んでいただき、今回ご支援いただいたことに感謝したい。」
「その上で、きょう出席のみなさん、立場の違いを乗り越えて、普段は対立している皆さんもいらっしゃいます。党派も違います。そうした中で今回の選挙、それぞれの力を結集してくれた。今の自民党に対抗するのはむずかしいが、今の徳島、高知、それぞれの力を結集すれば自民党にも勝てるんだ、このことを高知から証明できたのは、今後の日本の政治にも大きな影響与えられると思う。今回の勝利は、新しい日本の政治をつくる一歩になるし、ひとつの「高知・徳島モデル」という希望を全国に示せた。そのことに心から感謝。特に徳島の皆さん、私が選挙に出馬する際は悩みに悩んだ。徳島では地盤がない。野党の様々な事情がある。こうした中で連合徳島のみなさん、新しい県政をつくる会のみなさん、立憲、社民、新社などのみなさん、自民党系のみなさん…本当にいろんな方が支えてくれることで、超短期間で徳島は体制を作ってくれた。それがなければ今回の選挙勝てなかった。本当に徳島の皆さんに感謝を申し上げる。」
「そして今回の選挙は、「失われた政治への信頼を取りもどす」、「緩み、奢り…を許している岸田政権に風穴を開ける」、「衆議院・参議院で活動してきた経験を生かし即戦力で働きたい」、その思いを両県のみなさんが理解し、力を結集してくれたことで、この厳しい選挙を勝ち抜けた。改めてお礼申し上げます。これから参議院議員として働く。うれしい思いと同時に、それ以上に身の引き締まる思い。
今後とも広田一に様々な形で叱咤激励をお願い申し上げる。」
なお、今回の補欠選挙の投票率は、高知県で40.75%。徳島県で23.92%でした。