現職議員の死去に伴う衆議院長崎4区の補欠選挙は、比例区の前職と新人の2人による与野党一騎打ちとなっており、岸田総理の今後の解散戦略にも影響を及ぼす選挙として全国の注目を集めています。

衆議院 長崎4区の補欠選挙に立候補しているのは
▼立憲民主党で衆議院 比例代表九州ブロック 前職の末次精一さん(60)
▼自由民主党の新人、金子容三さん(40)の2人です。
衆議院長崎4区の補欠選挙は、参議院 徳島高知選挙区の補欠選挙とともに岸田内閣の中間評価の意味があり、与野党ともに党を挙げた選挙戦となっています。
接戦の様相を呈している衆議院長崎4区 補欠選挙。
選挙戦最終日となった21日の両候補の訴えをまとめました。
末次候補:
一貫して政治というものは皆様の暮らしを良くするためにあるということをお一人お一人にお伝えして参りました。決して一部の人のためにあるのではないと。
私はこの長崎県において、この長崎県というのは全国でもガソリン代が最も高い、3本の指に入ってる。そういう地域です。
今、後ろもですね、レギュラーガソリン190円。190円ですよ。
これがですね、この車社会の佐世保の街、なかなか家計への負担というのは本当に大きい。佐賀県より20円も高いと言われております。
この選挙はまさに生活者の戦いであると思っております。どうぞ皆さん、この選挙、私に勝ち抜かせて頂きたいと思います。
皆さんの声と思いを持って、覚悟を持って私は先頭に立って戦います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
金子候補:
横一線、激戦、本当に厳しい戦いです。相手は現職。強いんです。
県北、長崎第4区には北村誠吾先生亡き後、政権与党の国会議員がいない。
このままでは県北の皆様方の声が国に届けられない。この県北の皆様方にとっても負けるわけにはいかない選挙なんです。このことをずっと訴えて参りました。
政権与党の一員である私、金子容三が勝って、皆様と共に一緒にこの県北の未来を、日本の未来を一緒に作っていきましょう。