参議院徳島・高知選挙区補欠選挙の投票が進む中、四万十市の投票所では別の投票区の夫婦に誤って投票用紙を渡し、そのまま投票させるミスがあったことが分かりました。2人の投票は有効になるということです。
四万十市選挙管理員会によりますと、22日午前8時過ぎ四万十市入田(にゅうた)地区の投票所で、訪れた夫婦に投票区の名簿の確認をしないまま、事務員が誤って投票用紙を渡したということです。夫婦が投票を済ませた後、事務員が名簿を確認した際に発覚しました。
四万十市は9月下旬に夫婦に対し、今回の選挙から投票区の投票所が変更になることを文書で通知していましたが、2人はこれまで投票していた投票所に訪れたということです。事務員が2人と顔見知りだったこともあり、投票用紙を交付する際、十分に名簿の確認ができていませんでした。
選挙管理委員会は二重交付にならないよう、夫婦の投票区にある投票所に連絡を取って対応したといい、2人の投票は有効になるということです。
四万十市選挙管理委員会は「ご迷惑をおかけしお詫び申し上げます。今後は名簿による照合を確実に行った後、投票用紙を交付するよう、再度徹底する」とコメントしています。














