今シーズン4試合を残し、J3降格の危機に直面しているツエーゲン金沢をめぐり、石川県の馳浩知事は「若いストライカーを獲得し、攻め抜くツエーゲンにしてほしい」と、持論を語りました。

ツエーゲン金沢の取締役も務める石川県の馳浩知事は、19日の記者会見で、個人的な意見としたうえで「やっぱり若いストライカーを、高い金を使ってでもいいからスカウトしてほしい。90分、いや120分でも走り回れるような決定力のあるストライカーを2人ぐらいとってほしい」と持論を展開しました。

そのためには「スポンサーを新たに呼び込み、他のチームに先駆けて獲得できる資金も必要」とし「守りを強くするサッカーよりも、攻めて、攻めて、攻め抜くツエーゲンにしてほしい」と語りました。

ツエーゲン金沢は、現在J2最下位の22位で、早ければ22日のモンテディオ山形戦でJ3自動降格圏が確定します。38節を終え勝ち点は33に留まり、得点は38、失点は藤枝MYFCと並びリーグ最多の65点を喫しています。