塩尻市の介護施設で入所者の女性を殺害したとして元職員の男が逮捕された事件で、男に対し刑事責任を問えるかを判断する精神鑑定が、23日以降にも行われる見通しであることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
殺人の疑いで逮捕された下諏訪町の望月大輔容疑者は、2022年5月、勤務していた塩尻市の介護施設で、入所者の前田裕子(まえだ・ゆうこ)さんに向精神薬を飲ませて殺害した疑いが持たれています。

望月容疑者は自身に処方された薬を飲ませたとされていて、調べに対し、行為については認めているものの、あいまいな供述をしているということです。

捜査関係者によりますと、望月容疑者に刑事責任を問えるかどうか判断する精神鑑定のための鑑定留置を、23日以降にも行う見通しだということです。














