商品にならず捨てられていた野菜や果物をパウダーに加工する工場が静岡県浜松市に完成しました。料理の隠し味に、即席スープにと、大活躍しそうです。
<清水英之記者>
「細かいからすごいですね。煙のように」
<ゴールドクラブ 古賀忠部長>
「粒子が大きいと沈んでしまいますが、これだけ舞うということは10ミクロン以下の粉末も中に入っています」
捨てられていた野菜や果物をパウダーにする工場は、浜松市北区三ケ日町に完成しました。
<清水記者>
「できたてホヤホヤという感じです」
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「こちらです」
さっそく工場を案内してもらいました。
<清水記者>
「どうやって粉にしていますか」
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「原料をこちらに投入しましてこちらに入ってきます。こちらには12枚の羽根が入っています。この羽根を高速回転させることによってトルネードを起こしています」
つまり、すり潰すのではなく、竜巻状の気流によって、原料を粉状にするのがこの機械の特徴です。
<清水記者>
「蕎麦って石臼でやる感覚とは違うのですか」
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「すりつぶす時は熱が出る。この気流式になると物の衝突なので熱が加わらない」
トルネード式は、素材の味や栄養価が損なわれにくいのが特徴の一つです。
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「けさ到着したイチゴです。小さなものから大きなもの、少し傷が入ったもの、通常は捨てられるものですね」
こちらが大きな実を育てるために栽培途中で摘み取られた高級ミカンです。もちろん、これも捨てられる運命にありました。
そして、こちらがこの機械で粉に加工された野菜や果物です。イチゴやホウレン草、アスパラなど様々です。
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「これ規格外で小さなものとか大きなものを発酵させた黒玉ねぎになります」
そのパウダーをいただいてみました。
<清水記者>
「玉ねぎの味もしますし、コクがあります」
市販のレトルトカレーに混ぜればワンランクアップのカレーに大変身。カボチャのパウダーを温かい豆乳に混ぜるだけ。塩で味を調えれば、即席カボチャスープの出来上がりです。
<清水記者>
「粉にすることによって使い方が広がっていくというか」
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「お年寄りでのどに通らない方にも十分のどにつかえることなく食べられます。例えば小さなお子様は水を混ぜて簡単に栄養をとることが可能です」
<清水記者>
「離乳食ということですか」
<清水記者>
「工場の脇の空き地、ちょっと高いところ。すごいいい景色ですね。浜名湖奥には」
<古賀部長>
「観覧車が見えますね。遊園地パルパル」
<清水記者>
「ここに何を建てる予定ですか」
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「カフェを建てる予定になっています」
<清水記者>
「どんなものを出す予定ですか」
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「この工場で作ったパウダーを使ったドリンクですとか、フルーツ関係のパウダーを使ったスイーツなどを作る予定になってます」
<清水記者>
「一般の方も(ここにきてその商品を食べれば)気軽にSDGsに参加しているということになりますね」
<ゴールドクラブ 古賀部長>
「今年の秋を目標にここに建設する予定になっています」
廃棄されていた食材に、新たな命を吹き込む工場が浜名湖畔に完成しました。
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