梅雨明け前にもかかわらず、各地で猛烈な暑さに。気温の上昇に伴い注意したいのが「熱中症」。エアコンを効率的に使って、電気の使用量を減らす方法、車の車内温度を効率的に下げる方法など、この夏に役立つ熱中症対策をお届けします。

井上貴博キャスター:
東京の2021年の熱中症による救急搬送人員(東京消防庁HP)を見ると、2021年7月16日頃の梅雨明けと同時にドーンと救急搬送も増えています。

2022年は梅雨明けが早まりそうだということで、早い段階から救急搬送が増えるのではないかと、注意が必要です。では対策すべきこと、小さなことでも積み重ねられることをご紹介します。

■エアコンの吹き出し口は“上向き”が効率的

エアコンの吹き出し口についている羽の部分、ルーバーを“上向き”にした方がいいのか、“下向き”にした方がいいのか、どちらが効率的なのか?

ダイキン工業によりますと、「水平」もしくは「上向き」にして、冷気が全体に循環するようにするのがベストということです。「下向き」にしてしまうと冷たい空気が下にどんどん溜まっていく。あとは、室内の気温を感知するエアコンの周辺が暖かい状態ですので、まだ冷やさなきゃ冷やさなきゃと、エアコン自体が勘違いしてしまう。そうすると余分の電力を使ってしまうので、エコにも繋がりません。「上向き」で扇風機があるとより循環させられるというふうに言われています。

ホラン千秋キャスター:
上に溜まっている暖かい空気を回した方が効率的なんですね。

■車内温度の“下げ方”おすすめはドアの開け閉め

井上キャスター:
あとは外出時の熱中症対策です。

・日陰を利用する
・涼しい服装
・日傘、帽子
・水分、塩分補給
(環境省熱中症予防情報サイトHPより)

続いて車内温度を早く下げる方法について、JAFユーザーテストによる実験結果が出ています。まず3つ選択肢があります。

▼助手席側の窓を開け、運転席側のドア5回開閉
▼エアコンをすぐにつける。窓は開けずに、温度設定を最低にし、内気循環を行う。
▼エアコンをすぐにつける。窓は開けずに、温度設定を最低にし、外気導入をする。

この3つだとどれが最も早く車内温度を下げられるでしょうか?

ホランキャスター:
熱を放出するのが大事かなと思うと1個目かなと思うんです。

井上キャスター:
そうなんです。データでも実証されました。最初の1分間で55度から47.5度と最も温度を下げられたのは、ドアを開け閉めするアナログな方法という結果がでたのです。

これを加味した上で、こういう方法が推奨されています。

▼車内温度を最も素早く下げる方法

まずは
・窓全開で走行・エアコンを外気導入、温度設定を最低に

2分後に
・窓を閉めエアコンを内規循環に

この方法が最も有効な効率的ではないかというふうに言われています。最初は換気する。それで走らせる。外の空気が暑いけれども、我慢して中に入れるということみたいです。