2025年の大阪・関西万博の海外パビリオンの建設が遅れている問題をめぐり、建設の業界団体の会長が「限られた期間で完成できる建物を発注していただくことが重要だ」と話しました。
日本建設業連合会 宮本洋一会長
「開幕まで1年半を切った現状を踏まえると、工期の裏付けのある発注、すなわち、限られた期間で完成できる建物を発注していただくことが重要だと考えている」
ゼネコンなどでつくる日本建設業連合会の宮本会長は20日の定例会見でこう指摘したうえで、「厳しい状況だが建設業界としても前向きに努力していきたい」と述べました。
大阪・関西万博をめぐっては、人件費や資材の高騰を背景に参加国みずから費用を負担して建設する「タイプA」のパビリオンは、これまでに着工した国はないなど準備の遅れが指摘されていて、政府主導による調整が進められています。
また、宮本会長は「これから海外パビリオンの工事が一斉に始まると思う」とも指摘し、建設会場の移動ルートの確保や渋滞の解消といった課題についても、政府が調整するよう期待感を示しました。
一方、会場建設費の見込みがこれまでの1850億円から、およそ2350億円に増額することについては、「増額の話はよくわからないし、今までお金が足りないから受けなかったということではない」と話しました。
そのうえで、「いままでの積み重ねとして予算をオーバーしたのだと思うが、それをきちっと処理していただけるのは大変ありがたい」との考えを示しました。
注目の記事
高市自民の圧勝の陰で…衆議院選挙「歓喜と悲嘆」政治家たちの意外な“本音”と惨敗・中道の皮肉 “消費税ゼロ”の向かう先とは【edge23】

中学2年生の娘を事故で亡くし...「車のフレームにぶつけた、たった1か所の傷。それが致命傷でした」母親が語る「命の尊さ」【前編】

【札幌タイヤ脱落事故】父親が語る加害者への憤り 52歳男は執行猶予中に無免許運転で逮捕 裏切られた裁判所の温情と、終わらない家族の苦しみ 当時4歳の娘は意識不明のまま

住宅街脅かす“不明管”…40年放置の責任はどこに? 「富山県は間に何もはいっていない」消えた公社が残した“負の遺産”に市も県も把握せず

東北730% 北海道420% 花粉が去年より大量? 飛散ピークに現れる“おぞましい虹”の正体

血液不足の危機 若者の「献血離れ」はなぜ起きたのか?30年で激減した『最初の一歩』と消えゆく学校献血









