北朝鮮メディアは、アメリカ軍が韓国に戦略爆撃機を着陸させたことを非難するとともに、韓国に入ったアメリカの戦略兵器について「最初に滅ぼす対象になる」と威嚇しました。

アメリカ軍は17日、核兵器も搭載できる戦略爆撃機「B-52H」を韓国中部・清州にある空軍基地に着陸させました。

これについて、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日発表した論評で「意図的な戦争挑発行為だ」と非難。韓国側に入るアメリカ軍の戦略兵器が「最初の消滅対象になる」と威嚇しました。

一方、日米韓3か国は今週末にも朝鮮半島周辺で初となる空中合同訓練を行う方向で調整しています。

この訓練には、B52も参加するとみられ、反発を強める北朝鮮が新たな軍事挑発に乗り出す可能性もあります。