生徒たちに選挙のキャッチコピーを考えてもらおうという取り組みです。自分たちで「投票に行きたくなる」キャッチコピーを考え、自分たちで優秀作品を選ぶ。選ばれた作品は、実際の広告に使われます。

高知市の龍馬デザイン・ビューティ専門学校で行われたのは「若者が投票したくなるキャッチコピー講座」です。投票率が低い若者に選挙に関心を持ってもらおうと県選挙管理委員会が主催している取り組みで、今回で2回目です。19日はおよそ80人が参加し、選挙の仕組みやキャッチコピーの考え方などの講義を受けました。27日までに若者が投票したくなるようなキャッチコピーを考え、選ばれた優秀作品は来月の県知事選挙の期間中、SNS広告に使用されます。

「一番納得しないと行けない自分を大切にしないとほかの人たちも動かないのかなと思った。投票することが簡単だということを若者の心に響いてくれたらいいなと思う」
「自分は投票しているので実感はないが(若者の投票率は)いまだに低い。県議選や衆院選など投票がある時は必ず投票していこうという再確認につながった」

(県選挙管理委員会 山岡啓史さん)
「コピーを考える時に必ず選挙のことについても考えると思う。選挙のことについてなにか考えるきっかけにできればと思って実施している。若者に響くようなキャッチコピーはなかなか考えるのが難しいというところもある。実際の若者がキャッチコピーを考えることで私たちが想像できないような、若者らしい素晴らしいキャッチコピーが出てくることを期待している」

生徒たちが考えるキャッチコピーは来週27日に行われる審査会で生徒たち自身で審査し優秀作品5点を選ぶということです。