最近、朝起きるとき寒くないですか?
19日の新潟県内の最低気温は阿賀町津川で9.3℃、上越市安塚で9.5℃など、10℃を下回りました。一方、日中の最高気温は新潟市中央区や三条市で25.2℃など、28の観測地点全てで20℃以上となり、朝との気温差が10℃ほど開いたところもありました。こうした気温差が大きいと起こりやすいのが『寒暖差アレルギー』です。

話を聞いたのは、鈴木内科小児科医院の鈴木紀夫院長です。

鈴木内科小児科医院 鈴木紀夫院長
「温度差が急に高くなった時に起こり、文献的には朝晩と日中の気温差が7℃以上あると起こりやすいと言われています」

症状は、鼻水やくしゃみなど風邪とよく似た症状。鼻水の色が無色透明で、熱がない場合は、『寒暖差アレルギー』の可能性があるということです。

鈴木内科小児科医院 鈴木紀夫院長
「温度差に気を付けていれば自然に治ってしまうものなので、特に治療が必要ないことも多い。ただ鼻汁、鼻づまりがずっと続くと嫌ですよね。その場合は一回受診していただいて、治療をした方がいいと思います」

鈴木紀夫院長は、今年は特に『寒暖差アレルギー』に注意が必要だとしています。

鈴木内科小児科医院 鈴木紀夫院長
「今年は夏があまりにも暑かったので、例年よりも寒暖差アレルギーが強く出る可能性はあると思います」