交際中の女性に暴行を加えけがをさせたとして山梨県の甲府警察署の20代の男性巡査長が訓戒処分を受けていたことがわかりました。巡査長は、依願退職しました。

訓戒処分を受けたのは甲府署の20代の男性巡査長です。

関係者によりますと巡査長は今年、甲府市内の警察官舎で交際していた女性に殴る蹴るなど暴行を加えて、けがをさせ、いわゆるデートDVをしていたということです。

その後、女性から相談を受けた警察が捜査しましたが、女性から被害届が出されなかったため立件はされず、巡査長は今年6月に所属長訓戒処分を受けました。

巡査長は一身上の都合で、きょうまでに依願退職したということです。

県警監察課は「さらなる職員の身上把握や教養向上などに努め再発防止の対策を推進していく」とコメントしています。