鼻水・くしゃみ・咳・・・
もしかしたら、その症状は風邪ではないかもしれません。
今年は特に注意が必要だという「秋の花粉症」について医師に聞きます。

今年は時期がずれた?「秋の花粉症」患者増加

秋の花粉症は
▼ブタクサ(キク科)▼ススキ(イネ科)▼ヨモギ(キク科)
といった、草木の花粉によって引き起こされます。

東京・北区のいとう王子神谷内科外科クリニックでも、秋の花粉症に悩まされる患者さんが増加しています。今まで平気だった人でも、今年秋の花粉症を発症する人も多くいるそうです。

伊藤博道院長によると、
例年、秋の花粉は8月ぐらいから飛び始めて11月頃終わりますが、
今年は猛暑で飛散時期がずれ込み、9月頃から始まって今がピークに。
かなり多く飛んでいて、12月頃まで続きそうだといいます。

恵俊彰:
なぜ今年は多いんですか?

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
今年いつもと違うのは、やっぱり夏が暑くて長かったということだと思うんですよね。
花粉の多い時期が少しずれ込んで、かつ空気が乾燥しているとなると、一気に花粉を吸い込む機会が増えたのではないかと想像しています。