テロの脅威が高まるなか、フランスの複数の空港で爆破予告があり、利用客らが避難する騒ぎがありました。

フランス南西部・トゥールーズの空港は18日、「爆破予告を受けたため、利用客らをターミナルから避難させ、飛行機の発着を一時中断した」と発表しました。

さらに西部・ナントや南西部・ビアリッツなど合わせて7つの空港が同じ日に爆破予告を受け、運航に影響が出ました。

現地メディアによりますと、他の複数の空港でも爆弾騒ぎがあったということですが、いまのところ爆発物が見つかったという空港はありません。

パリ近郊のベルサイユ宮殿でも18日、3回目となる爆弾騒ぎがあり、訪問客が避難する事態となるなど、爆破予告が相次いでいます。

フランスでは、13日に北部の高校で教員が刃物で刺され死亡した事件を受け、国内のテロ警戒水準を最高レベルに引き上げています。