自然が織りなす美しい光景です。18日朝、高知県四万十市の海岸で水平線に「だるま朝日」が現われました。

四万十市平野の海岸では18日朝6時過ぎ、水平線から朝日が姿を見せました。映像では黄色く映っていますが水平線の上に薄い雲が掛かっていたため肉眼では赤く見えていました。太陽が昇り、丸い形になってくると水平線に光が滲み台座のように…。

「だるま朝日」は宿毛湾などで見られる「だるま夕日」と同じく、大気と海水の温度差から生じる水蒸気で光が屈折して現われる蜃気楼のような自然現象です。

海外ではその形から「オメガ・サン(Ω)」と呼ばれています。

県内の18日朝の最低気温はほとんどの地域で平年並みの秋らしい冷え込みとなり、季節の移ろいを感じる朝となりました。