MLB選手会は日本時間18日、選手間投票による各賞のファイナリストを発表した。エンゼルスの大谷翔平(29)は、3年連続で年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手の最終選考3人に選出された。
MLBの選手間投票で両リーグ合わせて1人を選ぶ年間最優秀選手(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)とア・リーグ最優秀野手の最終選考3人に残った大谷。2021年には46本塁打を放ち、日本人選手初となるダブル受賞を果たした。2022年は最終選考に残りながらも62本塁打を放ったA.ジャッジ(31)に奪われた。
大谷は今季、打者としての成績は打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁。投手成績は10勝5敗、防御率3.14、167奪三振。7月28日のタイガース戦のダブルヘッダー第1試合でメジャー初完投初完封を達成。第2試合では2打席連続ホームラン、メジャー史上初のダブルヘッダーでの完封とホームラン。さらにメジャー史上初の2年連続「ダブル2ケタ」(10勝&10本塁打)を達成した。
しかし、今季のライバルは強力、ナ・リーグ、ブレーブスのアクーニャJr(25)。オールスターのファン投票では大谷を上回り、308万2600票の最多得票。プレーではメジャー史上初となる「40‐70」(40本塁打&70盗塁)という規格外の記録をマークした。
そして、今季メジャー初挑戦で12勝(7敗)を挙げたメッツの千賀滉大(30)がナ・リーグ最優秀新人のファイナリスト3人に残った。
受賞者は11月3日(日本時間)に発表される。
【年間最優秀選手最終選考3人】
大谷翔平(29、エンゼルス)打者:打率.304 44本塁打 95打点 20盗塁
投手:10勝5敗 防御率3.14 167奪三振
R.アクーニャJr(25、ブレーブス)打率.337 41本塁打 106打点 73盗塁
M.ベッツ(31、ドジャース)打率.307 39本塁打 107打点 14盗塁
【ア・リーグ最優秀野手】
大谷翔平(29、エンゼルス)打者:打率.304 44本塁打 95打点 20盗塁
投手:10勝5敗 防御率3.14 167奪三振
Y.ディアス(32、レイズ)打率.330 22本塁打 78打点 0盗塁
C.シーガー(レンジャーズ)打率.327 33本塁打 96打点 2盗塁
【ナ・リーグ最優秀新人最終選考3人】
千賀滉大(30、メッツ)12勝7敗 防御率2.98 202奪三振
C.キャロル(23、ダイヤモンドバックス)打率.285 25本塁打 76打点 54盗塁
S.スティーア(25、レッズ)打率.271 23本塁打 86打点 15盗塁