暖かい日の合間に急に寒い日が来たり、昼は暑くても朝晩は寒いなど、寒暖差を感じやすい秋。
頭痛や肩こり、だるさなど、体調不良を感じている人も多いのでは?
「寒暖差疲労」の対処法について、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長に聞きました。
頭痛・肩こり・めまい…「寒暖差疲労」かも?

「寒暖差疲労」とはー
温度差が激しいと、体内を一定の状況にしようとエネルギーを消費し、自律神経のバランスが崩れ、疲労が溜まってしまうこと。
温度差が7℃以上あるときに発症しやすくなります。
倦怠感、頭痛、めまい、メンタルの不調、胃腸の不調などが症状として表れます。

いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤院長は、
「9月下旬ごろの気温が下がったタイミングで寒暖差疲労の患者が増えた。熱中症から寒暖差疲労に切り替わった感じ」
と話します。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
頭痛薬の使用頻度がすごく多くなって、大体倍ぐらいになった。あとめまい、肩こりが非常に多いです。
本来は自律神経が、体温、血圧、血流などをうまくコントロールして調節してくれるはずなんですね。こういった調節がだんだん追いつかなくなって、疲労をきたしてしまう。
そうすると循環が悪いので、臓器の機能が落ち込んでしまう。
コメンテーター 三田寛子:
スポーツの秋だから健康のためにいろいろやろうって思うんだけど、もうちょっといいかな、疲れちゃったとか思っちゃう。
気持ちは元気なんですけど、なんかだるいなって。