東京電力柏崎刈羽原発で作業事故の防止を誓う大会が10月16日に開かれ、稲垣武之所長は「安全対策工事のゴールが近づいてきている」と述べました。
『安全決起大会』には、東京電力や協力企業の社員およそ170人が参加しました。
柏崎刈羽原発では、けがや熱中症など今年度は16日までに、昨年度より6件多い、合わせて9件の労働災害が起きています。

【柏崎刈羽原発 稲垣武之所長】
「安全対策工事関係がかなり進んでいて、ゴールがだんだん近づいてきているかというふうに感じている」
稲垣武之所長は、柏崎刈羽原発7号機の“再稼働”を目指して進めている『安全対策工事』の進捗について「相当進んでいる」と述べた上で、現場の安全を最優先で対応するよう訓示しました。

【柏崎刈羽原発 稲垣武之所長】
「まず7号機をはじめ、続いて6号機ということで、安全対策をしっかり仕上げていくということがこの発電所全体の安全性を高めていくことにつながる」
安全対策について地域の信頼を得るために、「確実に一つひとつ仕上げていく」としています。