秋篠宮家の次女・佳子さまが16日、初めて鹿児島を訪れ、肝付町で流鏑馬の練習を見学されました。17日は「かごしま国体」の総合閉会式に出席されます。

鹿児島初訪問となる佳子さまを一目みようと、肝付町の沿道は町民らが埋め尽くしました。

「手を振られたのを見ました。笑顔が素敵でした」

そして午後2時過ぎ、佳子さまは肝付町役場に到着。薄紫色のワンピース姿で、笑顔で車から降りてこられました。

待っていたのは、横断幕を掲げた地元・高山中学校の生徒たち。
「ご来町ありがとうございます、佳子さま」

佳子さまは、中学生たちと笑顔で言葉を交わされました。

続いて四十九所神社の参道で、今月22日に本番を控えた「高山流鏑馬」の練習を見学されました。

射手を務めた中学生ら、関係者全員が衣装を身に着け、本番さながらの雰囲気の中で、流鏑馬が行われ、9射中8射が的中。その様子を見た佳子さまも拍手を送られていました。

(射手を務めた高山中学2年・中村考晴さん)「緊張で頭が真っ白になりました。(Q.佳子さまから励ましの言葉は?)頑張ってくださいと言われました」

(高山流鏑馬保存会 有馬大作会長)「本番まで日にちがないので、けがをしないように頑張って下さいと。応援していますと」

佳子さまはその後、フェリーに乗って垂水市から鹿児島市へ移動し、歓迎のため集まった人たちに手を振って応えられていました。

佳子さまは、17日は鹿児島市で行われる「かごしま国体」の陸上を見学し、総合閉会式などに出席したあと、東京に戻られる予定です。