北朝鮮による日本人拉致被害者の救出を訴える「国民のつどい」が、15日、鳥取県米子市で開かれ、拉致被害者の家族らが一刻も早い問題解決を訴えました。

松本孟さん
「今年で46年。長い月日が経ちました。私も歳を取ってきました。あと何年この運動ができるのか」

工藤彰三内閣府副大臣が出席して開かれた「国民のつどい」では、米子市の拉致被害者、松本京子さんの兄・松本孟さんや、拉致被害者の蓮池薫さんらが拉致問題の早期解決を訴えました。

また国民のつどいを前に、工藤副大臣は孟さんらと、松本京子さんが46年前に
拉致された現場を視察しました。

工藤彰三・内府副大臣
「自宅近くでこのような蛮行が行われた、許しがたいこと。政府の最重要課題ですから、総理はじめ、しっかり取り組んでいきたい」

視察のあと、鳥取県と米子市からは、国へ、拉致問題早期解決に向けた要望書が
手渡されました。