アメリカIT大手マイクロソフトは13日、大手ゲーム会社の買収を完了したと発表しました。買収額はゲーム業界で史上最高となる690億ドル、日本円でおよそ10兆3000億円です。

マイクロソフトが13日、買収完了を発表したのは「コール・オブ・デューティ」などの人気シリーズを手掛けるアメリカのゲーム開発大手「アクティビジョン・ブリザード」です。

買収をめぐっては去年合意していましたが、イギリスの競争・市場庁がマイクロソフトが人気コンテンツを同社のプラットフォーム専用とする懸念があるとし、独占禁止の観点から不承認としていました。

その後、マイクロソフトが一部の権利は別のゲーム会社に売却される修正案を提出し、これが認められた形です。

去年の発表当時の買収額は690億ドル、日本円でおよそ10兆3000億円で、ロイター通信などによりますと、ゲーム業界では史上最高額となります。

買収の完了で中国のテンセントや日本のソニーグループと並ぶ巨大ゲーム企業が誕生します。