秋といえば食欲の秋、行楽の秋…ということで富山県内屈指のキャンプ場南砺市の閑乗寺公園で、こだわりの“キャンプ飯”たっぷりと見せてもらいました。

記者:「チューリップテレビなんですが
    キャンプのご飯を見せていただけますか?」
男性:「いいですよ。まつたけありますよ。
    いまから土瓶蒸しにしようと思っとって」

さらにー。

月1回のキャンプが何よりの楽しみだと話すこちらの男性。キャンプ飯は凝りだしたら止まらないそうで…。

男性:「秋を感じるメニューにしようと思って選びました。
    キャンプに行くと”コース料理”的な感じで…」
友人:「メニューはこれなんですよ。まつたけの土瓶蒸し。
    今では高級魚!?さんま塩焼き。サクサク舞茸天ぷら。
    鮭のホイル焼き鰹醤油とともに。バターステーキアヒージョ。
    レモンパスタ。焚火焼き芋。きょうのメニュー。」

事前のやりとりでは自作の“コースメニュー”が

自宅で用意してきたという昆布出汁にまつたけ、クロダイの刺身を入れ火にかけます。「秋の味覚」をテーマにした豪華なメニュー。お値段、気になりますよね。

記者:「まつたけ、今いくらほど?」
男性:「これで1000円ちょっとです。奥さんには内緒ですね。こっそりと」
男性の友人:「全部で1万5000円やね」
男性:「(奥さんは)きょうは何食べてますかね。質素な感じですかね」

奥さんには内緒の男子トークに花を咲かせているうちに、出来上がりました。

男性:「まずはにおいを。あー…おいし!秋を感じますね」

秋のキャンプ飯、大成功でご満悦の表情でした。

記者:「チューリップテレビなんですが
    キャンプご飯を見せてもらってもいいですか?」
女性:「チヂミです」


ニラ、玉ねぎ、にんじんがたっぷり入った特製チヂミに…。

さらに…石川県産の五郎島金時を、焼き芋で!

女性:「私たち3人姉妹で。その家族と親です。子どもの時から親に連れて行ってもらっていて。大人になり、それぞれ好きなテントを買い、集まっているって感じです」

3世代、総勢13人のにぎやかなキャンプです。

女性の父親:「何もつけんでも味が(ある)。やっぱり自然がいいですね。キャンプでないと、こうやって孫と一緒にもおられんし」

貴重な時間を共有できるのも、キャンプの魅力の1つです。

猛暑が続いた夏が過ぎ冬を迎えるまでの短い秋。ひんやりとした風が吹き始めた今がキャンプのベストシーズン。

少しずつ日が傾いてきた午後5時ごろ。こちらのグループの夕飯はキャンプ飯の定番カレーライス。小学3年生の子どもたちがコメを研いで野菜を切って…お母さんたちはそっと見守ります。
母親「猫の手猫の手。ひやひやなんですけど…。カレーやったら子どもができるから楽しいかなと」

男子たちは何やらこねていますよ。
母親:「ナンも焼いてまーす」
使うのは市販のキット。水と油を入れて生地をこねフライパンで焼くだけです。

新米もふっくらと炊きあがりましたよ。

甘口のルウを入れて…

子どもたち:「せーの、いただきます!」「おいしい」
      「おいしいけど熱い」
お母さん :「子どもに好きに作らせられるので。
       汚してもいいしどう切ってもいいので
       楽しめてもらえばいいかな。おいしいです」


慣れない包丁で一生懸命作ったカレーライスは格別ですよね。