旧統一教会の被害者対応に当たる弁護団はきょう会見を開き、文部科学省による解散命令請求について「速やかな解散命令が下されることを強く希望する」と述べました。

山口広弁護士
「ようやくこういう解散請求が出たのかということについては、本当に感慨と言いますか…。よかったな、これから、思っているところです」

旧統一教会の被害者支援を行う「全国霊感商法対策弁護士連絡会」はきょう午後、声明を発表し、「旧統一教会による被害の抑止、救済のいずれに対しても大きな一歩になるもの」として解散命令請求を評価しました。

その上で、裁判所が迅速な審理を行い「速やかな解散命令が下されることを強く希望する」としています。

一方で、「政治と旧統一教会との癒着については未だに十分な調査、検証がされていない」として、引き続き調査と検証が行われるよう関係各所に求めていく方針を表明しました。