女優・遠野なぎこさんが、時事YouTuberとして活動する、たかまつななさんのYouTubeチャンネルに出演。
自身の摂食障害について告白しました。
 
 
「摂食障害とは、どんな病気か」と、たかまつさんから問われた遠野さんは「いくつも種類があるんですけど、大きく分けて『過食嘔吐』といわれるものですとか、『拒食症』とか、吐けない『過食』とか、あと『チューイング』って言って口に入れたものをそのまま出すとか、そういうものに分かれてますね」と語りました。
 
 
続けて、遠野さんは自身の『摂食障害』のケースについて「私は専門家ではないのでもちろんはっきりとは言えませんけど、大体の人は拒食症から始まる人が多いんですね。」と語ると「それで拒食から、過食嘔吐になったり、過食になったりとかして、そのスイッチが切り替わるのが、自分で切り替えるわけじゃなくて勝手にパチンと切り替わっちゃうんですよ。で、今は過食嘔吐の時期と拒食が、ちょっと混ざっている時期に入ってます。」と、今も続いていることを明かしました。
 
 
そして「『過食嘔吐』っていうのは、食べ過ぎて吐いちゃうこと?」と聞かれた、遠野さんは「『食べ過ぎて』というか、あえて食べ過ぎるんです。」と告白。
更に「お腹がもうこんなボーンって腫れるぐらいまで、食べて、詰め込んで、もう食べたくないんですよ。お腹が空いて食べるんじゃなくて、心の隙間を埋めようとするんですよ。この病気になった人じゃないとわからない。不思議な行為なんですけど」と明かしました。
「それで、トイレに駆け込んで、全部出すっていう、指を突っ込んで全部吐くっていう、すごく不思議な恐ろしい病気なんです」と語りました。
 
 
続けて、遠野さんは「(吐いた時は)もちろん苦しいし、顔もパンパンに腫れるし、本当に嫌で嫌でしょうがない。悪魔に取り憑かれたかのような病気ですね」と、『摂食障害』の恐ろしさを告白しました。
そして「本当に取り憑かれてるんですよ。今までの摂食障害でかかったお金で考えたら、都内の一等地にすごいお家、遠野御殿が建つと思いますよ。1日、1万円だとして、ひと月、30万でって考えていったら、かける15歳から43歳までですよ。とんでもない金額がかかって。トイレに流れていってますよ」と語りました。
 
 
自身の摂食障害について、著書も出版している遠野さんは、今年の5月に自身のブログで「分かってるんだ。ある時期から、人相が変わってしまった事も。ある時期から、少しだけサイズダウンしてしまった事も。自分自身が一番分かってる。」と、告白。
続いて「でも、どうにも出来ない。これが“摂食障害”という、恐ろしい病の現実なのです。こんな病、世の中から無くなればいい。」と、その思いを明かしていました。
 
また9月にも自身のブログで「地獄。地獄。地獄でしかない。泣きたい。」「私って、苦しむ為に生まれてきたのかな。」などと、複数回にわたって、やり場のない気持ちを記していました。
画像:「たかまつななチャンネル」より引用
【担当:芸能情報ステーション】
 
   
   
  













