大阪からの男性
「来るときもやくも、帰る時もやくもって形で。予約したのは国鉄色編成のやくも8号ですね」

男性が見せてくれたのは、JRの切符とやくもの指定券。

さらに、別の男性のスマホには出雲市内のホテルの領収書が。

東京からの男性
「参加条件が厳しくても全然良心的だなと思うし、またやってほしいなと思いますね」

実はこの撮影会。参加条件は、出雲市駅まで往復JRを利用し、少なくとも片道やくも号に乗ること。さらに出雲市内に1泊すること。

ということで、JRも地元・出雲市も潤う仕組みというわけです。

さらに利用者側にとっては、3000円とお手頃な料金もメリット。

鉄道車両撮影会は最近人気が高く、参加料1万円以上という例も多い中、いろいろ条件を設けている分、リーズナブルにしています。

大阪からの男性
「来るきっかけっていうか、そういったきっかけとか、街を回るための時間とか、そういった確保にもつながるかなっていうのもありましたし。僕としてもただ往復するだけじゃつまらなかったんで」

川崎からの夫婦
「嫁さんが出雲大社初めてなので、そことの観光もちょっとくっ付けて2泊3日で来ました。ここに来る理由が出雲観光と一緒にセットで来れたのでお互いハッピーです」

車両撮影会から出雲周辺の観光へと、自然に誘導する作戦は大成功のようです。

JR山陰営業部・足立智 観光開発室長
「私たちの狙い通りと言ってはあれなんですけども、やくもの利用と観光促進と両方かなうようなツアーになったんじゃないかなと。大変人気の商品になっておりまして、発売してすぐに完売するような状況になっておりますので、11月以降もですね、可能な限り設定して行きたいなと」

飛行機やバスなどでの参加を巧みに制しつつ、誰もが満足して、なおかつ今しかできないツアー。今後さらなる発展も期待されます。